ユークリッド空間の音 -368ページ目

星の雫

BUMP OF CHICKENの新曲を買いました。

プラネタリウム/銀河鉄道の二曲。

邦楽を買うなんて我ながら珍しい。


「プラネタリウム」

とても綺麗な曲。これが第一印象です。

サビの派手さこそないものの、

曲に透明感があり、

そして藤原クンの歌声もパワーアップしている。

最近思ったんだけど、

藤原クンの声って、ゴダイゴに通じるものがありますよね。

「ギルド」を聴いていて、ふとそう思いました。

ま、それはさておき。

歌詞は、「天体観測」を彷彿とさせます。

一見恋愛っぽい曲だけど、

人間性を暗示させる詩。

だけど、少し小さく纏まり過ぎちゃったかな。

BUMPはこれだけでは終わらないでしょう。


「銀河鉄道」

実は、私的にはこちらのカップリングの方がツボ。

最初はギターとボーカルだけなのが、

曲の中盤で楽器が増えて音量を増します。

サビの歌わせ方は、BUMPの中でも

一、二を争うんじゃあないでしょうか。

列車の雰囲気を感じさせる三拍子の曲で、

兎に角クライマックスが良いです。

歌詞も良い。

止まっているようで、自分は実は動いている。

時の流れに身を委ね、

未来――終わりに向けて進んでいる。

綺麗です。涙が出ます。

AIの言霊

えー、東京に来ています。

正確には千葉の友人の家。


今日は東京で出版社の編集者様と打ち合わせでした。

拙著についての今後とか。

「本当に自分のお話が本になるんだなあ」と、

一頻り感動しました。

それと同時に、文章を書くことの難しさを感じました。

自分の言葉が本になれば、

それは全国の読者様に読まれることになります。

それを想定して作業を進めなければなりません。

読者層を想定するのも書き手の仕事。

想像以上に大変です。

色々やることが山積み。

病中にこれで良いのか……?


まあ、まずは初稿を仕上げること。これが課題です。

ゆっくりゆっくり、

体調を気遣いながら調整していきたいと思います。


そうそう、東京にいる間に地震に遭いました。

まさにバッドタイミング。なんたるちや。

列車は止まるし、ちょっとブルー。

体力的にももう限界。

はよ寝ます。

弱者の一撃

二日ぶりのブログ。


ちょっと不調です。

ここは踏ん張りどころなのだが、

体が動かずベッドの上で暮らした数日。

「生きていける」「働ける」

まだ強がりかも知れないが、

まずは体調を元に戻す。


こんな日はBUMP OF CHICKENを聴こう。


BUMP OF CHICKEN


私が一番好きな邦楽バンド。

何でだろう、GRAYとかラルクとかは聴かないんだけど、

BUMPだけはツボなんですよね。


多分、歌詞が好きなんだと思う。

人間の弱さを抉り出し、

そして絶望から希望を見出す詩。

私は強い人間ではありません。

寧ろ、最弱の部類に入ると思います。

だから、BUMPの曲に共感してしまうのかも知れません。


お気に入りのレビューでもしたいのですが、

今は余裕がありません。

また別の機会に……。



銀幕の陰陽師

C言語進みません。

少し疲れ気味。

大丈夫なのか?


えーと、観てきました。

「姑獲鳥の夏」。


何しろ原作を読んだのが数年前なので、

ちょっと記憶が薄れていました。

年は取りたくないものです。

以前は西村京太郎先生の作品の犯人の名前

全部覚えていたんだけどなあ。


ということで、

「あれ、こんなストーリーだったっけ?」という感じでした。

新鮮といえば新鮮。

まず、役者さんが良かった。

やっぱり堤真一さんのボイスは良いね。

もう少し京極堂の詭弁(笑)を聞きたいです。


ストーリーについては、上記の通りなので、

原作との比較は出来ませんでしたが、

2時間枠に上手く収まっていたんじゃあないでしょうか。

惜しむらくは、○○○失踪事件(ネタバレ)の本質が曖昧だったことと、

密室の演出に関して、視覚的な情報が

不足していたこと。

尤も、この作品では、密室がメインではないので、

それを差し引いても充分に楽しめます。


カメラワークが良かったなあ。

作品中に「眩暈坂」ってのが出てきた記憶がありますが、

まさにそんな感じ。

少し歪んだアングルとかが、

不思議な空間を演出していました。

魚眼レンズっぽい映像も出てきました。


音楽は池辺晋一郎さんだったんですね。

調性の曖昧な曲がマッチしていました。


さて、これから京極堂シリーズは映像化されるんでしょうか?

早速「魍魎の匣」という難関がありますね。

絵的に演出が難しいし、

二時間で収まるとは思えない。

「絡新婦の理」も五時間くらい要るんじゃないだろうか?


取り敢えず、今日はこれ一本観ただけで疲れました。

本当は「星になった少年」も観たかったが、

それどころじゃあなかったです。

もう限界でした。

はう……。

命の洗濯

突然ですが、「爆笑ライヴ」に行ってきました。

珍しく私の町に来たので、

ちょっと顔を出してみました。


ほっしゃん。

漫談&黒板ネタ。

黒板ネタでは(正確にはホワイトボードだが)、

テレビでお馴染みの「名前が違う文字に見える」ネタを披露。

掴みとして観客の雰囲気を巧く纏めてくれたように感じました。


POISON GIRL BAND

漫才:「ドカベンの漫画」「夏にやりたいこと」

矢張りこの二人は漫才が面白い。

変化球オンパレード。

テレビで観るより、テンションが上がっていたように思う。

後半のダブルボケは解りにくかったかな?


あべこうじ

漫談。

R-1グランプリの雰囲気を遺憾なく発揮。

観客が少し大人しかったが、

それも巧いことネタに変えていました。

あのスピード感は堪らない。

最後には観客へのプレゼントを出し、

サービス精神も旺盛。


インスタントジョンソン

漫談&ショートコント。

三人の漫談は初めて観たが、

想像以上に面白かった。

特筆すべきは渡辺くんのボケ。

ネタもさることながら、アドリブのセンスが抜群。

これは収穫だった。

観客参加型の舞台で

見事に観客と一体化していました。


まちゃまちゃ

漫談&マイクパフォーマンスネタ

漫談を観たのは初めてだが、

マイクパフォーマンスより笑った。

案外ニュートラルの方が受け入れられるかも。

「エンタ」よりも数段上だ。


タカアンドトシ

漫才:「アメリカに行きたい」「得意の歌」「昔話」

間違いなく今日のトップ。

話術だけでなく、

舞台を広く使ったり、

視覚的なパフォーンマンスでも魅せた。

開演前は、「流石に声を出して笑うことはないだろう」と思ってたが、

我慢出来ずに笑い、涙まで出てきた。

ライヴならではの芸に感服。



2丁拳銃

漫才:「ヒーローになりたい」「変質者」「病院をテーマパークに」

期待を裏切らない実力派。

テンポ感が良く、常に観客の笑いが絶えなかった。

張り巡らされた伏線が素晴らしい。

ちょっと「百式」に興味を持ってしまった。

(「百式」=100分漫才)


総評

ライヴということで、

舞台と観客の垣根を取っ払う感じが素晴らしかったです。

テレビで観るのとは全く違う。

同じネタでもライヴの方が笑えます。

客の雰囲気で話術を変えるのは、

矢張り「本物やなあ」と感心しました。

フリートーク(漫談)では、

それぞれの芸人さんの素の顔が見られて良かったです。

2500円の価値は充分にありました。


荒んでいた心に、少しだけ潤いが戻ったような気がします。

次は映画を観ようかなあ。

私的黄金律

私は余り映画を観ません。

でも、たまに気紛れで観ると、

アタリに出逢うことが多いです。

今までだと、

「フリー・ウィリー」(イルカが出る映画)

「もののけ姫」(もののけが出る映画)

「海の上のピアニスト」(ピアニストが出る映画)

「NIN×NIN忍者ハットリくんThe Movie」(忍者が出る映画)

「ごんぎつね」(兵十が出る映画)

とか。



最近気になっているのは、

「姑獲鳥の夏」。

ページはこちら。

あの視覚の死角を突いたトリックを

どう表現するかが楽しみ。

榎木津役に阿部寛氏というのもオイシイ。

木場修に宮迫博之氏というのはちょっと微妙だが。

それから「星になった少年」も観たい。

ページはこちら。

音楽が坂本龍一氏ということでポイントは高い。

あのメインテーマはピアノで弾いてみたいなあ。

先日、坂本氏本人が、

テレビ上でピアノ編曲されたメインテーマを弾いていた。

ところで、このメインテーマは

サビの部分でベースが

「ファ‐ソ-ラ」(移動ド)

と移動しています。

確か、「Merry Christmas Mr. Lawrence」も同じ。

坂本氏のお気に入りの展開らしい。

私的にもツボです。

やっぱり色々な曲が書ける人でも、

個性は出るもんですね。


私も拙いながらも曲を作っておりますが、

♭シ(移動ド)を使った展開が多いです。

私の場合は修行不足なだけなんですけどね。

まだ抽斗(ひきだし)が少ない。

Mathematical Syndrome

C言語なかなか難しいな。

という閑話休題はさておき……。


えー、石原都知事がフランス語を侮辱したとして

提訴されたそうで。

曰く、「フランス語は数を数えられない言葉だから、

国際語として失格」とな……。

提訴のニュースは最近流れたが、

発言自体は2004年の10月に成されたらしい。


何でこんなこと言ったのか?

背景には、大学統廃合の問題があるらしい。

「語学の専攻」自体が、教育拡大の阻害をしているとのこと。

……私はアフォなので詳しくは解りませんが。


私も大学時代にフランス語を勉強していたので、

フランス語の20進法に辟易したのは事実です。

しかし、私的な意見では、

石原都知事の発言には問題があると思う。

提訴後の発言もまた、居直りとしか思えない。

悪く言えば、単なる揚げ足取り。

「数の数え方」の一面だけの考証に留まり、

普及度、使用人口、歴史等の多角的な見方を無視している。

大体、「数を数えられない」という主張が的外れだと思う。

20進法は面倒ではあるがちゃんと数えられるし、計算も出来る。

そうでないと今頃フランスという国はない。


「数の数え方」を重視するならば、

漢字は実に合理的だ。

一十百千をベースに、

「万、億、兆、京、垓、杼、穣、溝、澗、正、載、極、

恒河沙、阿僧祇、那由他、不可思議、無量大数」

となり、質、量とも、他の追随を許さない。

しかしこれを見て「日本語・中国語が理想的な国際語である」とは

簡単には頷けないだろう。


自戒を含めて言うと、

語彙はあるのに「誤法」や「変語」のある日本の方が

余程問題だと思う。

石原都知事の反論を真似てみると、

「鳥居を数える時の単位知ってますか?

 神様を数える時の単位しっていますか?

 アイロンを数える時の単位知ってますか?」

ってな具合になる。


しかし最大の疑問は、

「どうして石原都知事はこんなこと言ったの?」

という点に尽きます。

この言葉がどれだけ波紋を呼ぶか判ってた筈なのに。


以上、今日の愚者詭弁終わり。

プラプラは上位互換か?

えー……、

どうも調子が良くありません。

昨日はブログ休んだし。

本当に復帰出来るのだろうか……?


まあ、このブログには弱みを見せない、と誓っていますので、

愚痴はこの辺りでやめておきます。


突然ですが、C言語(プログラミング)の勉強を始めました。

動機:エロゲー何かパズルでも出来るかいな。

ま、基本情報処理技術者の資格試験にも応用できるので、

ちょっと齧ってみよう、と思った次第です。

今まで全く意味不明だったDOS-Promptが、

少し理解できるようになりました。

まだまださわりの所だけだけど。


まだまだ出だしの部分なんで、

「本当にこれでゲームが出来るんかいな」って感じです。


ま、比較的調子の良い時に少しずつ進めてみます。


ロープレとか一本作れたら面白いだろうなあ。

ストーリー自体はかなり妄想で膨らんでいるんですが。

その割には「RPGツクール」買わなかった私。

Title・Match

このブログ、体調が悪い中毎日続けるのも大変なんですが、

一番悩んでいるのはタイトルです。

無造作に付けられているように思えて、

実は内容に何重かの伏線を仕掛けておいたり。

自分で一番気に入っているのは、

「空と海と大地と明治ミルクと俺と佐野さん」(笑)。

(これに関しては伏線も何もありませんが)


こうやってタイトルを考えていると、

森博嗣さんがいかに偉大かがわかります。


話はガラリと変わりますが、

ショパンのエチュードには、

副題が付けられているものもありますね。

でも折角だから、全部の曲にタイトルを付けたい。

ということで思いっきり思いつき企画

「ショパンエチュードに独断と偏見で副題をつけてみよう!」


Op.10

1:エチュード「暁」

2:エチュード「墓場」

3:エチュード「別れの曲」

4:エチュード「戦闘」

5:エチュード「黒鍵」

6:エチュード「憂い」

7:エチュード「曲乗り」

8:エチュード「森の小鳥」

9:エチュード「禁断の愛」

10:エチュード「ジャグリング」

11:エチュード「天使の声」

12:エチュード「革命」


Op.25

1:エチュード「エオリアン・ハープ」

2:エチュード「夕立」

3:エチュード「乗馬」

4:エチュード「ギャロップ」

5:エチュード「夢」

6:エチュード「鬼火」

7:エチュード「絶望」

8:エチュード「市場」

9:エチュード「蝶々」

10:エチュード「闇の城」

11:エチュード「木枯らし」

12:エチュード「大洋」


うーん、かなり無理のあるタイトルもありますが。

ショパン先生、ごめんなさい。


タイトルといえば、こんな話もあります。

ラヴェルの「亡き女王の為のパヴァーヌ」は、

フランス語で書くと、「亡き」と「女王」で韻を踏んでいるらしいです。

(手っ取り早く言うとシャレ)

という訳で、日本語タイトルも韻を踏んでみよう!


「往生しせる王女の為のパヴァーヌ」(超爆)


ラヴェル先生、ごめんなさい。

ネバーランドの迷宮

生まれて26年と数ヶ月になりますが、

自分の中で、「大人になれた」という自覚はありません。

「世間知らず」、「常識知らず」、「責任感の欠如」……。

私の人間性は、数年前から成長を止めたままです。


子供の頃の視線では、

大人は偉大でした。

両親、先生、そしてブラウン管に映る著名人達。

自分も成長したら大人になるんだと思っていました。


しかし、人生は不連続ではありません。

子供から大人になる境界線は曖昧です。

私はまだ境界線を越えていないように感じます。


大人になる為には、日々努力しなければならない。

自分の理想を追い求めて、一日、一秒を大切にしなければならない。

ここでこう一字一句書いていることにも、

責任を負わなければならない。

そして、そんな自分を自覚しなければならない。


今日のまとめ:さらばピーターパン(意味不明)


まず喋ることなんだよなあ。

パソコン打つスピードより思考・発音速度が劣るって

我ながらどうかと思う。

少しでも喋られる人間でいたならば、

人生少しでも得していたかも知れない。