Trick or Treat? | ユークリッド空間の音

Trick or Treat?

どうも。T.Y.です。


私の趣味の一つに、「奇術」があります。

……と申しましても、まだまだ芸暦は浅く、

7ヶ月と60日程しかありません。

しかもジャンルはカード限定。


素人の私が言うのも何ですが、

奇術の価値は、矢張り観客がいてこそあると思うんですよ。

本を買って、トリックを理解して、そこでストップ。

これじゃあ勿体無い。

トリックは飽くまで「手段」であり、

その「手段」を完璧に身につけても、まだ「未完成」です。

奇術の意義は、観客を驚かせること。

観客に施して、初めて「完成」するんだと思います。


って素人が変なこと書いてしまいました。

お気を害された方、失礼致しました。


実は私は、家族以外に披露したことは数える程しかありません。

ま、今は実家で一人寂しく暮らしているので仕方ないですが、

いずれはデビュー色々な所で披露したいな、と思ってます。


奇術、って言うと、「ネタばらしはどう思う?」と訊かれます。

最近では、マスクマジシャンでしたっけ? 

色々とネタばらししてるじゃあないですか。

今現在の私の考えは、「そらアカンな」です。

元々私は奇術を見るのが好きでしたが、

私が魅せられたのはその不可能性です。

中には「見破るぞ!」という意気込みで見る人もいるでしょうが、

私は騙されることが快感でした。

だから不可能性はいつまでも残しておきたい。

奇術はある意味、推理小説と通じる所があると思いますが、

推理小説は、トリックが知られることを前提としています。

だから、読者も「マジシャン」になれる。

奇術はやっぱり……、

演者だけが「マジシャン」というのが良いなあ……。


ま、これは私の勝手な意見です。

これから趣味としてやっていけば、考え方が変わるかも知れません。

奇術のタネも、簡単なものから複雑なものまで多種多様ですしね。

結論を出すにはまだまだ私は未熟です。